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カジノ合法化に野党・民主党が強く反対 「プラス面よりマイナス面が大きい」

タイ下院ではカジノ合法化に向けた動きが進んでおり、タイ貢献党を中核とする現政権が賭博合法化法案を作成中と伝えられているが、野党・民主党は3月31日、合法化したカジノを含む複合娯楽施設を開設するという政府の計画に対し強い反対を表明した。政府はカジノを含む複合娯楽施設を南部ソンクラ県ハートヤイ郡に建設する方針とも報じられている。

チャイチャナ民主党議員(同党副党首は)は31日、カジノ合法化に関する下院委員会の報告が下院で了承されたことを受け、「個人的には政府は、闘牛、闘鶏、闘魚、ハイロー・ボードゲームといった伝統的なタイのゲームをサポートした方がよいと思う。多くの人は意外に思うかもしれないが、外国の例からカジノ合法化はプラス面よりマイナス面の方が大きい」と指摘。

また、スチャットウィ民主党副党首は、政府は拙速な大麻合法化で様々な問題が起きたのを思い起こし、カジノ合法化については慎重に検討すべきとしている。

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