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セーター首相が内閣改造を「完全否定」から「検討事項」へ タクシン元首相の助言受け

セーター首相は4月15日、「ソンクラン連休明けに与党間でいつ内閣を改造するのがよいかについて話し合いが行われる」と述べた。内閣改造については先ごろ、「4月17日に行われる」との情報があったが、首相は「単なる憶測にすぎない」と全面的に否定していた。

しかし、首相が改造に否定的な発言をした日にタクシン元首相が「適材適所がよい」などと閣僚の入れ替えを示唆する発言。そのため、改造の可能性を問われたセーター首相は15日、「(近く内閣改造が行われるという噂については)はっきりと(その可能性はないと)説明したが、改造が本当に行われるとなれば、まず関係者と話し合う必要がある」と前言を一部撤回することになった。首相によれば、関係者とは与党の幹事長、首相、中核与党・タイ貢献党の党首や他の与党の党首を指すとのことだ。 なお、約7カ月前に誕生した現政権はこれまで閣僚の顔ぶれに変化はなく、入れ替えが行われれば、初めての内閣改造となる。

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