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海外逃亡中のインラック元首相のタイ帰国 首相顧問「タクシン元首相と同じ手続きで」

仮釈放中のタクシン元首相(74)の妹で、事実上の亡命生活を続けているインラック元首相(56)について、ピチット首相顧問はこのほど、タクシン氏と同じような手順を踏んで帰国することが可能との見方を示した。タクシン氏は16年前に複数の罪に問われて裁判中だった際、保釈されて中国訪問が許されたが、そのまま逃亡し、昨年8月末に15年ぶりにタイに帰国した。帰国直後に言い渡された禁錮8年もすぐに恩赦で1年に減刑され、今年初めには仮釈放され、現在はほぼ自由の身となっている。

2011年8月にタイ初で唯一の女性宰相となったインラック元首相も14年5月に首相を解任された後、複数の罪に問われたが、17年半ばに国外逃亡し、その後タイには戻らず、現在に至っている。ピチャイ首相顧問は、「(インラック元首相の帰国)プロセスに面倒なことは何もない。すべてはインラック氏が帰国を決断するかどうかにかかっている」と述べている。

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