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内閣改造で国防相続投 軍艦購入交渉のため5月に中国訪問 海軍トップは迅速承認求める

今回の内閣改造でこれまで国防相を務めてきたスティン氏が引き続き国防相を務めることになったのを受け、アドゥン海軍司令官がこのほど、国防相に対し、海軍の軍艦購入計画を速やかに承認して欲しいと改めて伝えた。

アドゥン司令官によれば、国防相は、「可能な限り早期に(中国側との間で)軍艦購入に関する話をまとめる」と約束したとのことだ。消息筋によれば、国防相は5月に中国を訪問する予定。

海軍は当初、中国からドイツ製エンジン搭載の潜水艦を購入する予定だったが、ドイツが安全保障上の問題を理由に中国へのエンジン提供を拒否したことで、潜水艦購入は暗礁に乗り上げた。中国側は、中国製エンジンを潜水艦に搭載することを提案してきたものの、タイ側が、中国製エンジンの性能試験が実施されていないとしてこの提案を拒否。このため、潜水艦の代わりに哨戒艇かフリゲート艦を購入する案が浮上している。

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