上院議員選挙の立候補予定者が中央選管を提訴 「SNS等を通じた自己紹介制限は不当」
上院議員が近く任期満了となることから間もなく新たに200人の上院議員を選ぶ選挙が実施されるが、この選挙に立候補を予定している4人が、「選挙管理委員会の規則では上院議員選で立候補者がSNSやメディアを通じて自己紹介などをするのが制限されており、不当だ」として、行政裁判所に提訴する手続きをとった。
4月27日に発効したこれら規則は、個人の表現の自由を侵すものであり、候補者が国民に向けて意見を表明したり、マスコミのインタビューに応えたりするのを制限することになるため不適切としている。
上院議員選挙は、13日から立候補届が受け付けられる予定。有権者の投票で議員が選ばれる下院議員選挙とは異なり、上院議員選挙は立候補者同士の投票で選ぶという互選方式で上院議員が選ばれる。新上院議員は7月2日に発表される予定。