ハマスに拉致された出稼ぎ労働者タイ人2人の死亡を在イスラエル・タイ大使館が確認
タイ外務省によれば、パレスチナ・ガザ地区を実効支配する武装組織ハマスが昨年10月7日にイスラエルにテロ攻撃を仕掛けた際に拉致されて同地区に人質として捕らえられていたとみられる出稼ぎ労働者のタイ人男性2人の死亡をテルアビブの在イスラエル・タイ大使館がこのほど確認した。
同大使館の関係委員会によれば、東北部ノンブアラムプー県出身のソンタヤさんと東北部ノンカイ県出身のスティサクさんの2人は拉致されて程なくして死亡した可能性が高いという。
タイ人2人の死亡を受けてタイ政府はこのほど、タイ人6人を含む、ハマスに拉致されて人質となっている人全員の即時解放を要求すると改めて表明した。