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任期満了の上院議員が内閣改造での人選に異議 憲法裁が訴え受理なら首相停職の可能性

先日任期満了となった上院議員40人が5月17日、セーター首相が先の内閣改造で、2008年に法廷侮辱罪で禁錮6カ月の有罪判決を受けたピチット氏を首相府相に任命したのは閣僚の倫理規範を定めた憲法170条の4項と5項に抵触するとして、この件について憲法裁判所の判断を仰ぐようポンペット上院議長に要請した。

仮に憲法裁がこの要請を受理した場合、セーター首相を一時的に首相停職とする可能性があるという。 関係筋によれば、憲法裁は通常毎週水曜日に訴えの取り扱いなどについて検討を行っているが、次の水曜日22日は仏誕節で休日のため、翌23日に検討が行われる。

なお、セーター首相は、ピチット氏の首相府相への起用については事前に国の法律最高諮問機関の法令委員会からお墨付きを得ており、問題ないはずとしている。

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