スリン県の10年貯蔵米を今年６月に競売へ　政府は２億7000万バーツの売上に期待

プームタム副首相兼商務相はこのほど、東北部スリン県の２カ所の倉庫で見つかった10年前に政府が買い上げた大量のコメを６月をめどに競売にかける方針を明らかにした。

貯蔵期間が10年と長かったことから品質の低下などを懸念する声もあったが、民間の研究機関および関係政府機関から「品質に問題はなく、安心して食することができる」との結果を発表している。

商務相は、「競売は６月初めに行われる見通しだが、遅くとも６月末までには実施する。２億7000万バーツ程度で売れると考えている。なお、これまで支払われてきたコメの保管費用は１カ月当たり38万バーツ」とのことだ。