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新上院議員に学歴詐称疑惑 博士号取得したとする大学は学位取得不可の教育機関の可能性

上院議員選挙で最多票を獲得して当選した女性実業家、ケートカモンさんについて、ソンティヤ元下院法律・正義・人権委員会顧問が7月12日、学歴詐称の疑いがあるとして選挙管理委員会に対し調査するよう要請した。

元顧問によれば、美容関連会社4社を所有するケートカモン議員が上院選を前に配布した自己紹介文を入手したところ、そこに記載されていた学歴詐称の可能性が発覚したという。そのため、中央選管に対し調査するよう訴えている。

関係筋によれば、同議員は、タイと米国の複数の大学から学位を得たとしているが、博士号を取得したという米カリフォルニア州の大学について調べたところ、この育機関は、名称に「カリフォルニア」とあるもののカリフォルニア大学ではなく、学位を伴わない修業証書のみを発行できる機関であることが判明したとのことだ。

一方、同議員は12日、「私は勉強して学位を得たもので、カネで学位を買っていない。私が卒業した大学はインチキ大学ではない」と強く反論した。

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