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農民支援プログラム 補助金対象が生活必需品から肥料購入に 農民不満多数で見直しへ

タイ政府は全国の農民468万人を支援すべく300億バーツを投じて肥料補助プログラムを実施しようとしているが、このプログラムには、「実行不可能」といった多数の不満が出ており、国家コメ政策管理委員会に対しプログラムの見直しが求められる見通しだ。

計画では、肥料購入において農民に農地1ライ(1600平米メートル)当たり最高500バーツ、1人当たり最高1万バーツの補助金が支給されることになっているが、肥料購入費用の半額は農民が負担しなければならない。農民からは、「結局、借金をしなくてはならない」と失望の声が聞かれ、

このほか、「肥料は農協から購入する」と決められていることに対し、すでに農協以外から肥料を購入した農民が苦言。 このため、農民からは、必要品購入のために農地1ライ当たり1000バーツを農民に提供するという過去の農民支援プログラムと同様の支援を求める声が上がっている。

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