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セーター首相の運命決める判決は8月14日 憲法裁は訴え棄却か、有罪判決で首相失職か

セーター首相は先の内閣改造で過去に法廷侮辱罪で有罪判決を受けたピチット氏を首相府相に任命したことが憲法の規定する政治倫理に反するとして憲法裁判所に訴えられ、同裁判所による判決が8月14日に下される予定であるが、関係者の間ではどのような判決が出るかで意見が分かれている。

ワンチャイ元上院議員は、「具体的にどのような前科があれば閣僚就任が不可となるかを示した判例は存在しないので、憲法裁は訴えを棄却するだろう」と述べ、無罪になるとの見方を示す。その一方で、テープチャイ元民主党議員は、「セーター氏は首相失職となり、保守層の支持を受けているタイ威信党(与党第2党)のアヌティン党首(副首相兼内相)が代わりに首相に就任するだろう」と予想している。

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