バンコク週報オンライン見本市がオープンしました。こちらをクリック

セーター首相失職時の後任首相人選で様々な憶測 タクシン元首相の次女が有力との声も

先の内閣改造での閣僚人事が憲法に違反するとしてセーター首相が訴えられており、憲法裁判所が有罪判決を下し首相失職になるとの見方も出ているが、同首相は8月1日、「有罪に備えてセーター氏に代わる新首相の人選が進んでいる」との噂を事実無根だと全面的に否定した。

首相は、「私はまだ首相であり、日々最善を尽くしている」と話すとともに、憲法裁が8月14日に判決を下す予定であることについては、「結果がどのようなものであれ、受け入れる用意がある」と述べた。

仮にセーター氏が有罪となり首相失職となった場合に誰が次の首相になるかについては様々な意見が出ているが、ワンチャイ元上院議員は1日、中核与党・タイ貢献党のペートンターン党首(タクシン元首相の次女)が首相に就任する可能性が大きいとの見方を示した。「与党第2党・タイ威信党のアヌティン党首(内相)が次の首相」との見方もあるが、同元議員は、「70議席の威信党は議席数で(最大野党・前進党、貢献党に次ぐ)第3位であり、その党首のアヌティン氏が首相に就任することは考えにくい」と指摘した。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次