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仮釈放中のタクシン元首相の刑期満了は今年8月31日 タイ刑務当局が確認発表

昨年8月22日、15年ぶりにタイに戻ったタクシン元首相は現在、仮釈放中の身だが、矯正局は8月2日、元首相が8月31日をもって刑期満了となることを再確認した。

元首相はタイ帰国直後、最高裁判所から首相在任中の汚職などで禁錮8年の刑を言い渡されたが、間もなく恩赦によって刑期が1年に短縮され、また、今年初めには仮釈放が認められて現在ほぼ自由の身となっている。

矯正局のサハカン局長の説明によれば、短縮された1年の刑期は、元首相が収監された日でなく、昨年8月31日に申請した恩赦が認められた翌9月1日に始まる。従って、今年8月31日に1年の刑期が満了となるとのことだ。

また、タクシン元首相が収監されたその日の深夜に体調不良を訴えてバンコク中心部の警察病院に緊急搬送され、それ以降、仮釈放が認められるまで同病院の特別室に入院していたことなどから各方面で「当局による特別扱い」との批判が出ているが、同局長は、「矯正局は受刑者全員を同じように扱っており、依怙贔屓はない」と断言した。

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