補正予算案が上院を通過 電子マネー1万バーツ給付計画のため1220億バーツ増額
今年度(昨年10月~今年9月)の国家予算を1220億バーツ増額する補正予算案がこのほど、上院において3回に及ぶ読会で承認された。最終・第3回読会での採決は賛成139反対38棄権18だった。予算増額は、政府の目玉政策である電子マネー1万バーツ給付計画に巨額の資金が投入するために必要不可欠なものであった。
補正予算案の審議では、一部の上院議員から、「政府は5000億バーツあまりを投ずる電子マネー給付でGDP成長率を1.8ポイント押し上げることができると説明しているが、これが達成できるか疑わしい」といった給付金計画への否定的意見も聞かれたという。