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ペートンタン首相 父であるタクシン元首相の政治的影響拡大を否定 「父の見解と新政府の政策は別モノ」

ペートンタン新首相は8月23日、父親のタクシン元首相が新首相と間もなく誕生する新政権を影響下に置こうとしているとの批判に対し、そのようなことは一切ないと全面否定した。

タクシン氏は国王陛下の恩赦によって先ごろ自由の身となっているが、2015年の韓国での発言による不敬罪容疑については係争中であり、現在保釈中だ。

タクシン氏は22日に開催されたイベント「タイのビジョン2024」のおいて、政治家、外交官、ビジネスマンなどを前にして、タイ経済の減速をどのように乗り切るべきかを説いており、同氏の政治的影響力はさらに大きくなるとの見方が支配的だ。

なお、このイベントでのタクシン氏の発表について「新政権の政策となるのか」と記者に問われたペートンタン首相は、「父は政治的役職に就いておらず、自身の見解を述べただけ。新政府の政策を発表したものではない」と否定している。

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