バンコク週報オンライン見本市がオープンしました。こちらをクリック

元民主党党首が明言 貢献党政権には参加しない 「自党支持者優先の政策は容認できず」

タイ貢献党党首のペートンタン首相率いる連立政権に現野党の民主党が参加する可能性があると報じられているが、民主党の重鎮で首相経験者のチュアン元同党党首は、「貢献党は支持しない」と機会あるごとに述べていることから、今回も「民主党が貢献党を中核とする新政権に参入することはない」と明言した。

チュアン氏によれば、貢献党は選挙で同党を支持した都県の成長を優先的に支援する方針を発表しており、民主党としてはこれを受け入れることはできないという。

伝統的に民主党支持者が多いタイ南部では、貢献党は1議席も獲得できておらず、チュアン氏の「貢献党不支持」の方針が南部の民主党有権者に浸透していることが窺える。このほか、意見の相違からチュアン氏を民主党から追い出そうとする動きがあるとの情報について同氏は、「党の方針に従わない者に関してはその真意を追及する必要がある」と述べ、対抗姿勢をあらわにした。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次