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連立政権から排斥された国民国家の力党 プラウィット党首再選も多数議員が移籍の見通し

連立与党から排除された前政党・国民国家の力党(PPRP)の党大会が9月6日に開かれ、ここでこれまで党首を務めてきたプラウィット氏が再び党首に選ばれた。

PPRPは2019年の総選挙でタイ貢献党に次ぐ議席を獲得し、2023年まで続いたプラユット政権で中心的な役割を果たしてきた。その後、PPRPは昨年5月の総選挙に伴い誕生したタイ貢献党を中核とする連立政権に参加したものの、セーター首相(当時)が今年8月に憲法違反で首相解職となった後の新首指名選挙でプラウィット党首がペートンタン貢献党党首に賛成票を投じなかったことなどが原因で、ペートンタン氏率いる新連立政権には加えてもらえなかった。

また、PPRPは幹事長など複数の議員が袂を分かって新政権に参入することになり、党勢衰退を招くことになっている。PPRPの議席数は40だが、そのうちの多くが他党に移籍する見通しだ。

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