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政権参加の民主党 「政府内に汚職があれば直ちに政権離脱」 連立反対の党支持者に配慮

タクシン元首相の次女であるペートンタン・タイ貢献党党首を首相とする連立政権に参加することになった、同党のかつてのライバル、民主党のデートイット幹事長(副保健相)はこのほど、「政府内に汚職があったら民主党は直ちに政権を離脱する」と明言した。これは、汚職に反対してきた民主党の姿勢に関する記者の質問に答えたもの。

同幹事長によれば、「民主党は慎重に検討を行ってタクシン派政党を中核とする連立政権に参入することになった。民主党支持者は今回の民主党の決断を評価してくれるものと確信している」という。声高に民主党を批判する向きもあるものの、その多くはこれまでに民主党に投票したことがない人、要するに本当の民主党支持者ではないケースが大半とのことだ。

ただ、タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)の最近の世論調査では、民主党支持者の多い南部では同党の政権参加を快く思っていない人が多いとの結果が出ている。

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