首相が洪水被災者への迅速支援約束 緊急警報システム導入を前倒し 日本語含む5カ国語
北部、東北部、中部で甚大な洪水被害が報告される中、ペートンタン首相は9月16日、政府庁舎で開かれた洪水.嵐.土砂崩れ管理委員会の初会合において、洪水被災者への迅速な支援金提供と新しい緊急警報システムの構築を約束した。
首相はまた、「意味のある支援金を迅速に提供する必要がある。支援金の額は、現行の規則に従って決められることになるが、被害が非常に甚大で(対応しきれないため)支援金を増額できるよう規則を改定する必要がある」としている。
一方、新しい緊急警報システムについて当局は以前、来年半ばまでに緊急時に全国で携帯電話にテキストで情報を送信できるようにすると説明していたが、これが前倒しされる見通し。緊急時に携帯電話に発信される情報は、タイ語、英語、中国語、日本語、ロシア語の5か国語のテキスト、画像、音声とされる予定という。