プラユット首相の選挙運動に参加しない見通し リスク高すぎる
プラユット首相は3月10日に出身地の東北部ナコンラチャシマ県でパランプラチャラット党の首相候補として有権者の前で選挙演説を行う予定と報じられたが、同党関係筋によれば、プラユット氏は同党の選挙運動に一切かかわらない見通しという。
同党の幹部らは6日にプラユット首相の選挙演説について協議し、「プラユット氏がパランプラチャラット党の選挙運動に参加することは得るものより失うものの方が大きい」との点で意見が一致したとのことだ。
現職の首相であるプラユット氏が選挙運動を行うにはもともと制約があり、また、場合によっては関連法に抵触する恐れもあるとされる。ウッタマ同党首によれば、プラユット氏が選挙演説を行わないことが党に不利益をもたらすことはないとのことだ。