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タイ貢献党 憲法改正に政治倫理規定の明確化含める意向 憲法改悪を疑う声も

中核与党・タイ貢献党が求めている憲法改正に政治倫理規定が含まれることに批判的な意見が出ている。これに対し、同党所属のチューサク首相府相は9月23日、憲法の基本精神である反腐敗の方針をないがしろにしようしたものではなく、改憲を通じて何が政治倫理規定違反に該当するかを明確にすることを貢献党は意図していると釈明した。

貢献党所属のセーター氏が昨年5月の総選挙に伴い首相に選出されたものの、同氏は先の内閣改造で過去に有罪判決を受けた者を閣僚に起用したことが政治倫理規定違反とされて首相失職となった。このため、貢献党が政治倫理規定違反関連の憲法規定の手直しを予定していることに対しては一部で「同じ失敗を繰り返さないために憲法を改悪しようとしている」といった批判意見も出ている。

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