政治活動家のルアンクライ氏がまたまた訴え 保健相と法相の閣僚人事を問題視
数々の政治的訴えを起こしていることで知られる政治活動家のルアンクライ氏がこのほど、ペートンタン首相による閣僚人事に倫理的問題があるとして中央選挙管理委員会に対して調査を要請した。同氏が問題視しているのは、首相がソムサク氏の保健相就任とタウィー氏の法相就任を承認したこと。2人は首相の父親であるタクシン元首相の警察病院特別室入院という形で服役するという特別扱いに便宜を図った人物というのがその理由だ。
このように利害関係にある者の閣僚就任を首相が承認したことは憲法に規定された政治倫理規範に反しており、首相と両大臣の計3人は罷免に該当する可能性があるという。