チェンライ県知事が職務怠慢との批判 洪水被災地の救助現場に姿見せず 内相が問題視
北部チェンライ県は今回の水害で甚大の被害を受けることになったが、救援活動などを陣頭指揮する立場の県知事が不在であることが多く、アヌティン副首相兼内相がこれを問題視。実態を解明するための調査を指示した。
年度末の9月30日までチェンライ県知事を務めていたプティポン氏は先にペートンタン首相など閣僚がチェンライ県内の被災地を視察した際にも不在だったという。
アヌティン内相は、「プティポン氏の振る舞いは職務怠慢に該当する。退官間近であることは言い訳にならないので、(懲戒処分に向けた)調査を命じた」と説明した。