副財務相 関係当局にカジノ合法化の検討を要請 現行法下での徴税方法など協議へ
タイ政府はカジノを含む複合娯楽施設を建設する形でカジノを合法化する方針だが、チュラパン副財務相はこのほど、この件について関係当局に対し、10月半ばまでに協議するよう要請した。
具体的には、関連法を遵守する必要があることから、現行法の下で賭博からどのように税収を得るかなどが話し合われることになるという。 また、カジノ合法化に関しては、ギャンブル依存症の悪化への懸念から下院で賭博問題を抱える個人を支援するための基金を新設すべきとの意見が出ているが、これについて同副財務相は、「現在ある基金のほかに基金を設置することは法律で禁じられている。このため財務省が関係機関と協議する必要がある」と説明した。