閣議決定 洪水被災者への見舞金は一律9000バーツ 被災企業への低金利ローンを検討
タイ政府は先ごろ開いた閣議で、洪水被災者に家屋の浸水期間に応じて民家1戸当たり5000~9000バーツの見舞金を支給するとの方針を変更して浸水期間に関わりなく一律9000バーツの見舞金を提供することを決めた。ペートンタン首相によれば、この変更は現場の意見などを参考に検討した結果とのことだ。被災者への支援については、次回の閣議でも検討が行われる予定。
政府はまた、政府貯蓄銀行による商業銀行への融資プログラムを修正して、洪水で打撃を受けた中小企業などに低金利ローンを提供しやすくする方針という。