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過去に酒密造で逮捕された人民党議員が自家醸造解禁法案を提出するも下院で否決

最大野党・人民党のタオピポップ議員が自家醸造を合法にするという酒生産自由化法案を議会に提出していたが、反対237賛成137で否決された。

同案は、個人が私的に楽しむために当局の許可無しに醸造施設を所有して酒を造ることを可能にするというもの。採決で否決される前、与党議員のとりまとめ役であるウィスット・タイ貢献党議員は、「どの家庭でも自由に酒を造るのが可能になったら、死人が出たりして大変なことになる。当局による許可は不可欠」と話していた。「死人が出る」とは、メチルアルコールを混ぜた密造酒を飲んで複数人が死亡した最近の事件を念頭に置いたものだ。

なお、以前から数社が国内ビール市場を独占している現状に異を唱えているタオピポップ議員であるが、過去に酒の密造で逮捕されたことがある。

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