タイ警察庁人事　キッラット副長官が長官に昇進　定年退官まであと２年

警察関係の最高意思決定機関である警察委員会は10月７日、ペートンタン首相を議長に開いた会合で、警察庁のキッラット副長官を第15代長官に任命することを決めた。これまで警察庁長官の職にあったトーサク警察大将は前年度末の９月30日に定年退官となっており、キッラット副長官は10月１日に長官代行に任ぜられていた。

キッラット警察大将は再来年９月末に定年退官となるため、問題が起きなければ、今後２年間長官を務めることになる。 なお、警察庁では最近になって当時のトーサク長官とスラチェート副長官の確執が表面化し、２人とも停職処分となり、この時、キッラット副長官が長官代行を務めていた。