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イスラエルで爆死したタイ人出稼ぎ労働者 タイ労働省が事実関係を確認中

タイ労働省によれば、ヨルダンとの国境近くに位置するイスラエル北部のリンゴ園で働いていたタイ人男性、ニサンさん(42)が軍事ゾーン近くに放置されていた弾薬の爆発で死亡したとされる件について、ニサンさんが死亡したのが実際に軍事ゾーン近くだったのか、そうならば、なぜニサンさんが同ゾーンに近づくことが許されたのかなどをイスラエル当局に照会中という。

東北部ブリラム県出身のニサンさんの死亡は10月12日朝、イスラエル当局からテルアビブのタイ大使館に伝えられた。ブンソン労働事務次官は、「タイ側は現在、死亡者に関するイスラエル当局による正式な身元確認を待っているところ。そのあとで遺体はタイに移送され、葬儀が執り行われることになる」と説明している。

ニサンさんの妻プルクサーさん(43)によれば、ニサンさんは2020年12月からイスラエルで働き始めていたが、昨年10月にパレスチナのイスラム組織ハマスがイスラエルにテロ攻撃を仕掛けたことでタイに帰国。そしてその後、再びイスラエルに行って働いていたとのことだ。

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