下院議長 「次期通常国会で複数の改憲案を審議」 2017年憲法改正も議題に
ワンムハマトノー下院議長は10月28日、「12月に開幕する次期通常国会では複数の憲法改正案が審議される」と明らかにした。これは、与党議員、野党議員、上院議員のとりまとめ役が2017年憲法の部分改正を求める法案を次期国会で取り上げるのに合意したことに伴うもの。今国会は30日に閉幕し、次期国会は12月半ばに始まる。
ワンムハマトノー下院議長は、「政府は必要なら臨時国会を開くことができる。下院も緊急な審議が必要な法案があると判断すれば、臨時国会を開くことが可能」と説明するとともに、憲法起草委員会設置を規定した憲法256条の改正に関する質問に「国民投票を実施したあとに決めなければならない」と返答した。