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クーデター防止法案 提出議員が取り下げるも「軍部の力を制限することは必要」と主張

軍事クーデター防止を目的としたとされる国防省管理法改正案は与党の一部からの反発もあり紛糾しているが、同案を提出したプラユット・タイ貢献党議員は12月12日、「引き下がるつもりはない」としながらも同案を取り下げて手直しし、頃合いを見計らって再び議会に提出する意向を示した。

タイではこれまでに何度ととなく政治的混乱などを理由に軍部が武力で国民に選ばれた政府を打倒する軍事クーデターが起きており、このような状況を改めるべきとの意見が以前から存在する。だが、クーデター防止のために軍部の力を弱めることなどには親軍派の反対があるほか、軍部を刺激して暴発を招くのではないかと懸念する意見も出ている。 プラユット議員は、「軍部に悪意は抱いていないが、国家の安定のためには軍部の力を制限することも必要」と述べている。

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