マレーシア首相が発表 タクシン元首相をASEANに関する非公式顧問任命へ
タイの隣国マレーシアのアンワル首相によれば、マレーシアは来年、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国を務めることから、タイのタクシン元首相を非公式なアドバイザーに任命する予定だ。タクシン氏の次女ペートンタン首相がマレーシアを公式訪問した際の合同記者発表の場でアンワル首相が明らかにした。
マレーシアはタクシン氏をASEANに関する非公式顧問に任命し、他のASEAN加盟国のメンバーからなるチームでも非公式顧問とする予定という。
アンワル首相によれば、2001年から06年にかけてタイの首相を務めたタクシン氏は顔が広く、マレーシアの非公式ASEAN顧問に適任とのことだ。
ASEANはラオス、タイ、ベトナム、カンボジア、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、ミャンマー、ブルネイの10カ国で構成される。