タイ外相 ミャンマーに拿捕された漁船のタイ人乗組員は間もなく解放の見通し
ミャンマーとタイがともに領有権を主張するタイ南部ラノン県沖の海域で11月末にミャンマーのパトロール船から発砲され拿捕された漁船のタイ人乗組員4人がミャンマー側に捕らえられたままとなっている問題で、タイのマーリット外相は12月19日、これら乗組員が間もなく解放されるとの見通しを示した。
外相は同日、バンコクで開かれたこの地域の6か国の当局者による国際犯罪などに関する話し合いに出席したが、この際、ミャンマーの当局者から乗組員4人をすぐに解放するとの情報を得たとのことだ。 プームタム副首相兼国防相は先ごろ、「タイ人乗組員は来年1月4日に解放される」と述べていたが、これより早く4人がタイに戻る見通しとなった。