「タクシン元首相の長男を国家経済戦略主任に任命」 ネット情報をタイ貢献党が完全否定
タクシン元首相の一人息子パントンテー氏(45)について、先ごろネット上に国家経済戦略のチーフに任命されたとの情報が流れたが、中核与党・タイ貢献党は「そのような事実はない」とすぐに否定した。
同党の広報担当者によれば、X(旧ツイッター)に「パントンテー氏が政府の経済関連の重要な役職に就くことになった」との書き込みがあったが、「全く根拠のない話」とのことだ。
パントンテー氏は名門国立タマサート大学に入学したものの1年で退学し、無試験で入学できる公開大学のラムカムヘン大学に再入学。タクシン一族の関連会社の役員などを務めたようだが、今のところ政治の表舞台に立ったことがないという。