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1万バーツ給付金政策が公約違反としてペートンタン首相を提訴 しかし憲法裁は棄却

高齢者などに1人当たり1万バーツを給付するという政府の計画について、政治活動家のソンティヤ氏が「中核与党・タイ貢献党が約束した通りに実施されていない」として同党党首のペートンタン首相を憲法裁判所に提訴していたが、同裁判所はこのほど、ソンティヤ氏が当事者ではないとの理由で訴えを棄却した。同氏は訴えを受理した場合は首相を停職とするよう憲法裁に求めていた。

憲法裁によれば、訴えは貢献党の政策に対するものと理解されるが、この政策で同氏は直接的影響を受けておらず、提訴は無効と判断したとのことだ。

なお、同氏は複数の訴訟を提起しており、最近話題となったタイとカンボジアの領土トラブルに関連して2001年にカンボジアとの間で取り交わされた覚え書きが合憲かどうかの判断を憲法裁に求める訴訟も起こしていた。

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