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中央選管が指摘 最大野党議員の選挙費用報告が選挙法に抵触 「嫌がらせ」との見方も

昨年5月の総選挙に前進党から立候補して当選したチャワン人民党議員について、中央選挙管理委員会はこのほど、同議員が中央選管に提出した選挙費用報告が不完全であり、下院議員選挙法に違反していると指摘した。

前進党は総選挙で最多議席を獲得したものの、不敬罪に抵触する違法行為があったとして解党処分を受け、所属議員は後継政党の人民党に移籍することになった。

選管の説明によれば、昨年の総選挙の立候補者には昨年3月20日~5月15日までの選挙運動にかかった費用を報告することが義務づけられていたが、その報告に記載漏れがあったという。選管がこの件で裁判を起こし、同議員が敗訴した場合、2年以下の禁錮刑か4万バーツ以下の罰金刑もしくは双方が科せられるという。 だが、人民党のナタポン党首は、「記載漏れの費用は数千バーツに過ぎず、些細なことである。国民は(選管の動きが)政治的嫌がらせなのか注視している」と話している。

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