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ピラパン副首相更迭の憶測 エネルギー価格引き下げ検討に所属政党スポンサーが反発か

「次の内閣改造で閣僚ポストを失う」との見方が出ているピラパン副首相兼エネルギー相(タイ団結立国党党首)について、中核与党・タイ貢献党の事実上のリーダーとされるタクシン元首相は1月5日、「そのようなことにはならない」と述べ、この噂を否定。「我々は話し合っており、理解し合っている。ピラパン氏とのつきあいは長い。彼は決断力と優れた理解力がある」と明言した。

ピラパン大臣自身も「ペートンタン首相(タイ貢献党党首)や貢献党との間に問題はない」と述べ、確執を否定している。

関係筋によれば、過去にピラパン大臣は電気料金などエネルギー価格の引き下げに前向きな姿勢を見せたことがあるが、その際、エネルギー関連企業がタイ団結立国党の大スポンサーであることから同党の幹部連から強い反発を食らったことがあるという。

このほか、同党幹事長のエカナット工業相も近く閣外に去ると噂されているとのことだ。

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