タクシン元首相のアフリカ人に対する人種差別発言問題 ペートンタン首相が苦しい擁護
タクシン元首相が先ごろ、北部チェンライ県で行った演説の中で人種差別的発言をしたとして上院議員から批判され、謝罪を要求されている問題で、タクシン氏の次女ペートンタン首相はこのほど、「父にアフリカ人を侮蔑するような意図はなかったと確信している」と述べて擁護した。
タクシン氏はスーパーモデルとして大金を稼いでいるアフリカ人を例に挙げ、その容姿を揶揄する発言があったなどと批判されている。だが、首相によれば、タクシン氏はタイ女性は生まれ持った美しさがあり、美容整形などをする必要がないことを言いたいがためにアフリカ人を引き合いに出したに過ぎず、アフリカ人を貶めるつもりはなかったとのことだ。