2月1日投開票の行政機構長選は激戦の見通し 各党とも27年総選挙の前哨戦と位置付け
バンコクを除く76県に設けられている行政機構(PAO)のトップを選ぶ選挙は2月1日に47県で投開票が予定されているが、今回の機構長選は、候補を擁立している各党が選挙戦に力を入れており激戦となる見通しだ。
政界観測筋によれば、与野党の主要政党は今回の選挙を2027年の次期総選挙の結果を占う前哨戦と捉えて自党候補の当選に向け意気込みを見せており、激しい選挙戦が展開されることが予想されるという。 なお、PAOは同じく県政を担う県議会とは別組織であり、また、県政トップの知事(バンコク都を除く)は中央政府によって任命されるが、PAOトップの機構長は公選で選ばれる。