教育省が高校生に電子デバイスを供与 「いつでもどこでも学習できる環境を構築」
スラサク副教育相は1月29日、教育省は今年、学生がいつでもどこでも学習ができる環境を構築するというプロジェクトの下で高校生約60万人にタブレットやノートパソコンといった電子デバイスを供与する予定だと明らかにした。
同省はデジタル技能向上などを目的とした2件のプロジェクトについて閣議の了承を得ており、それぞれのプロジェクトに約42億1000万バーツと297億6000万バーツが割り当てる。供与される電子デバイスには、グーグルが開発したクロームOSを搭載したノートパソコンのクロームブックも含まれる。このパソコンはシンプルでコストが抑えられており、起動が速いのが特徴。
このほか、教育省は来年、残りの高校生約120万人に電子デバイスを供与すべく、政府に290億バーツの追加予算を申請中だ。