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特殊詐欺グループがミャンマーからカンボジアへと拠点移動か タイ警察は「阻止する」

タイ国境に近いミャンマー領内で中国人関与の犯罪組織がコールセンターを設けて特殊詐欺を働いている問題で、タイ警察庁幹部のタッチャイ警察大将はこのほど、警察が関係機関と協力して、これら組織が拠点をミャンマーからカンボジアに移すのを阻止しようとしていると報告した。

これら組織が拠点としてきたとされるミャンマー領内の5カ所についてはタイ政府が先ごろ、電力、燃料、インターネットサービスの供給を停止している。また、これら組織に騙されて監禁されて特殊詐欺に荷担させられていた中国人、カザフスタン人、インドネシア人、エチオピア人、パキスタン人、マレーシア人、インド人の外国人計61人が6日、ミャンマーからタイ側に送還されている。

ミャンマー側に電力を供給していたタイの地方電力公社(PEA)によれば、今回の電力供給停止によって約0.1%の減収になるとのことだ。

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