犯罪組織一掃のためミャンマーへの電力供給制限 タクシン元首相が住民に理解求める
タイ国境に近いミャンマー領内の町で犯罪組織が暗躍している問題で、タイ当局が先ごろ、対策の一環として同エリアへの電力、燃料、インターネットサービスの供給・提供を停止。これで影響を受けているミャンマー人の住民から強い反発が起きているが、タクシン元首相はこのほど、これら住民に対し、犯罪ネットワークが一掃されたら電力などの供給は再開されるので、それまでタイ当局などによる犯罪組織一掃のための努力に協力してほしいと呼びかけた。
タクシン氏によれば、ミャンマーは反政府勢力などとの戦闘で混乱が起きているが、これら勢力に対し特殊詐欺や麻薬取引などにかかわっている犯罪組織から資金が提供されているとのことだ。