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不信任案審議でペートンタン首相は父・タクシン元首相への批判に向き合う姿勢を示す

野党陣営が不信任案を提出する準備を進めているが、ペートンタン首相はこのほど、不信任案審議の中で父親であるタクシン元首相に関する野党議員の質問に答える用意があると明らかにした。

首相在任中の不正行為などの罪に問われたものの、昨年8月、正式に釈放されたタクシン氏は今や自由の身で、中核与党・タイ貢献党の役員などには就任していないが、先ごろ行われた県行政機構選挙では同党候補のために応援演説を行うなど政治的活動を活発化させており、一部でこれを快く思わない批判的な意見も出ている。

不信任案審議でも野党側からタクシン氏に関する質問が出ることが予想されているが、これに関する記者の質問に対しペートンタン首相は、「首相としてどのような批判にも答える用意をしておく必要がある」と述べ、自分の言葉で説明する意向を示した。

なお、野党陣営は不信任案を2月27日に提出する方針。不信任案の審議日数について野党側は5日を要求する予定というが、政府は最長でも3日と考えているようだ。

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