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タクシン元首相がASEAN非公式顧問としてブルネイ訪問 タイ裁判所が出国許可

刑事裁判所はこのほど、タクシン元首相がブルネイで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)の会議にASEANの非公式顧問として出席するため同国を訪問することを許可した。タクシン氏は昨年12月、今年のASEAN議長国であるマレーシアからASEANの非公式顧問に任命されている。

タクシン元首相は首相在任中の不正などの罪についてはすでに刑期を全うしており、昨年8月に正式に釈放された。だが、同氏は事実上の亡命生活中の2015年、訪問先の韓国で地元新聞社とのインタビューの中で不敬な発言をしたとして訴えられており、こちらの容疑では現在保釈の身となっている。このため、出国に裁判所の許可が必要となり、同氏は500万バーツの保証金を納めることで出国が許可された。また、同氏は今回の出国でブルネイのほか、ベトナムとカンボジアの訪問を予定していたが、認められたのはブルネイ訪問だけだった。 なお、同氏は先ごろ、裁判所の許可を得て隣国マレーシアを訪問しており、保釈中の出国は今回が2回目となる。

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