社会保障事務局のカレンダー大量印刷問題 野党からの批判に労相が回答準備中
タイ社会保障事務局(SSO)が410万部ものカレンダーの印刷を発注していることを最大野党・人民党が問題視して説明を求めたのに対し、ピパット労相はこのほど、調査して事実関係を明らかにすると述べ前向きな姿勢を示した。この件については、労相のほか労働事務次官も説明する予定だが、労相が香港とマナオを訪問するため、タイ帰国後、関係部署などと意見を交わしてから回答するとのことだ。
労相によれば、デジタル社会において紙のカレンダーは不要との意見がある一方で、インターネットの使えない遠隔地に住む人には社会保障に関する情報を印刷したカレンダーが今でも必要かもしれないとのことだ。