ペートンタン首相 「特殊詐欺対組織を一掃するまで壊滅作成を継続」 国境監視を強化
タイ国境に近いミャンマー領内で中国系とされる犯罪組織が特殊詐欺を働いている問題で、タイのペートンタン首相はこのほど、組織を一掃するまで壊滅作戦を継続すると宣言した。
これまでにタイは犯罪拠点を含むエリアへの電力、燃料、インターネットサービスの供給を停止。これが犯罪組織にダメージとなっているようで、特殊詐欺に荷担させられていた大勢の外国人が解放、救出されタイ側に移送されている。
ペートンタン首相は、「この問題が存在し続ける限り、我々は手を緩めない。特殊詐欺は真剣に立ち向かわなければならない問題」と述べている。
また、犯罪組織がミャンマー領内からカンボジアなどに拠点を移そうとしていると報じられているが、拠点移動を阻止すべく、タイ当局は隣国との国境で警戒を強化しているとのことだ。