不信任案審議 副首相が野党側に要求「タクシン元首相に言及するな」
野党陣営が不信任案審議の準備を進める中、プームタム副首相兼国防相はこのほど、野党に対し審議において閣僚でないタクシン元首相の責任を追及しないよう要求した。
3月中に行われる見通しの不信任案審議では、野党はペートンタン首相1人を攻撃対象にする作戦とも報じられているが、タクシン氏は首相の実父であり、審議の中で野党議員が同氏の責任を追及することも考えられるという。
国防相は、「審議は国民のためになる形で行われるべきで、(タクシン氏の責任を追及するために)詭弁を弄したり、誤解を招くような表現を使ったりするべきではない」と述べている。