主要2与党に意見の相違 ペートンタン首相が認める タクシン元首相宅で話しあいか
タイ貢献党を中核とする連立政権では同党と第2党・タイ威信党の確執が一部で報じられているが、貢献党党首のペートンタン首相はこのほど、2党間には時折、意見の相違や誤解があるものの、政府の安定を揺るがす大きな問題には発展していないと指摘した。
3月2日には、ペートンタン首相の実父タクシン元首相の自宅に首相、元首相、威信党党首のアヌティン内相、同党の実力者ネウィン氏などが集まって話し合いをしたが、これについては、2党間の関係修復が目的だったとも報じられている。
だが、ペートンタン首相によれば、政権内で意見の相違などがあるのは普通のことで話し合いで意見調整を行っているのであり、3月2日の話し合いも特別なものではないとのことだ。