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ウイグル人強制送還で米国がタイ政府職員へのビザ発給停止か 首相「詳細は不明」

タイ政府が先ごろウイグル人40人を中国に強制送還したことから、米政府がタイ政府職員への入国ビザ発給を禁止したと報じられたが、ペートンタン首相は3月18日、「自身がビザ禁止リストに含まれているかは知らない」と述べた。

首相によれば、タイ政府職員へのビザ発給禁止についてはまだ確認が取れておらず、誰が対象かは不明とのこと。首相は「外務省からこの件に関する詳しい情報が提供されるだろう。タイ政府としては、長期にわたりタイで身柄を拘束されていた民族を最善を尽くす形で中国に送還したに過ぎず、米国の不評を買うようなことではないと理解している」との考えを示す。

なお、タイから送還されたウイグル人が中国でどのような扱いを受けているかを確かめるため、タイ政府は中国との取り決めに基づき、タウィー法相らを中国に派遣。一行は19日にも新疆ウイグル自治区カシュガル地区に入る予定だ。

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