カジノ含む複合娯楽施設開設 難色示す上院が特別委設置して検討へ
カジノを含む複合娯楽施設をタイ国内の複数カ所に開設する法案が先ごろ、閣議で大筋承認されたが、上院委員会の広報担当、ピシット上院議員はこのほど、同案に関する下院の審議が間もなく行われる予定であり、その後で上院では委員会を立ち上げ、複合娯楽施設開設の影響を検討する予定であると明らかにした。
また、実質的なカジノの解禁である複合娯楽施設の開設に政府は積極姿勢を示すが、否定的な見方もあり、意見が割れている現状だ。同議員によれば、上院でも議員のほとんどがカジノ解禁に反対であり、国民投票を実施して国民の意見を聞くべきと考えているという。