カジノ反対派数百人が首相公邸前で抗議集会 国会閉会前日の4月9日実施を予定
タイ政府が先ごろ、カジノを含む複合娯楽施設を国内の複数か所に開設するというカジノ合法化案を承認したことで、反対派数百人が首相公邸前に集まり気勢を上げた。
反対派によれば、政府は国会閉幕の前日である4月9日に同案の審議を下院で行うことを予定しているが、あまりに性急であり、反対派の意見に耳を貸そうとしない政府の姿勢が見え見えだとのこと。
また、反対派のリーダー、ピチット氏は、政府はカジノからの収益を身障者や高齢者のために使うと説明しているものの、これは批判をかわすための政治的戦略に過ぎないと強く批判している。